主人公をハーフゾンビという設定にしたきっかけと、
ゾンビにも人間にもなれるプレイをどう楽しんでもらいたいか
開発前の企画段階において、主人公はハーフゾンビではなく普通の人間でした。
ゾンビはいるはいましたが、そこまでメインではなく世界観のお遊び・アクセントのような存在でした。その頃の主軸はあくまでリアルな世紀末で、水や食料などの現実的な資源の奪い合いをベースにしていたと思います。
しかしそういうリアルな世界だと、遊びやストーリーの幅も制限され、開発内でも『もっとブッ飛んで、もっとユニークな物にしたい』という話になりました。
そうなるとリアリティに縛られないゾンビから遊びのアイディアがどんどん膨らんでいき、これはもうゾンビをメインに持っていこう、いっそのこと主人公もゾンビにしてしまおう!という流れで現在の設定につながったかと思います。
ただ主人公が完全にゾンビですと、自我や目的を持たせるのが難しかったので、半分人間半分ゾンビである現在の主人公になりました。
能力的にもリアルなゾンビのようにノロノロ彷徨うだけだとやれることが小さくなりますので、オリジナル要素をふんだんに付け加えて、現在のハーフゾンビとなっております。
ハーフゾンビは半分人間だからこそ、知性を生かしたクラフトもできますし、人々と交流することもできます。また半分ゾンビだからこそ、人間以上の攻撃力を持ち、ゾンビをクラフトしたり仲間を従えたりして、人間に戦いを挑むこともできます。
ぜひ、その時に応じて体内のバランスをコントロールして、楽しんでいただければと思います。
『DEADCRAFT(デッドクラフト)』
ディレクター 黒地
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※画面はすべて開発中のものです。